つかなくなってしまったライト類ですが思い当たる節があります。
フットレストを取り付けた際、いろいろな電装部品(レギュレータ、ウインカーリレー、CDI)を取り外したりつけたり、取り付け位置を変えるしました。取付位置を変える際にそのアースの場所も変える必要がありました。
黒丸の個所が新しくアースを取った場所です。
本来であれば塗装を剥がしてアースがきちんととれるようにしなくてはいけないのですが面倒くさがりの性格がそれをさせませんでした。
もう一度外して、サンダーで塗装を剥がして、再び取り付けました。
しかしそれでも残念ながらライトが点灯することはありませんでした。それ以外の理由が思い当たりません。車いじり、バイクいじりが好きではありますが,詳しいわけではないのでもう引き出しはありません。あっという間に窮地に追い込まれてしまいました。
とりあえず配線図を見る事にしました。下のほうに3つ黒丸があります。この部品たちが今回触った、リレー、レギュレター、CDIです。
リレーはウインカーを点滅させるためのもの、今回の不具合はウインカーだけではないので、リレーが今回の問題に関係していることはないと判断。
CDIは確か点火系の部品ですよね?エンジンはかかるんです。だからこれも関係なし。
ということはレギュレター?一度水没しているし・・・・。
他の人のサイトでレギュレターの作動確認の方法が出ていました。それは「エンジンをかけていない時、アイドリング時、吹かした時、それぞれの場面でバッテリーの電圧がどのように変化するかを見よ」というものでした。自分のベスパはバッテリーレスにしているのでエンジンがかかっていない時の電圧はありません。ゼロです。なのでエンジンがかかったら電圧はどう変わるのか見てみました。バッテリーの代りに取り付けている電解コンデンサーの配線はマイナスがレギュレターの5つある端子の内一番左に、プラスは真ん中の端子に繋がっています。そこにテスターの棒を突っ込みました。
エンジンをかけてみると・・・・。テスターの針は動きません。機能していないことが明らかになりました。単純な自分はレギュレターの故障が原因と当然考えました。壊れていないレギュレターの手配が必要です。
実はこのベスパについているエンジンはインドから輸入した新品です。
この新品エンジンには新品のレギュレターがついていたはずです。探してみると・・・・、ありました。全く同じ形です。
しかし!!端子が3つしかありません。自分のベスパのレギュレターは5つ端子があります。これではだめです。交換できません。
同じものをインドのベスパ部品の取り扱いが多いイーベイで探すとありました。送料込みで$30くらい。高いし、コロナが始まってから日にちがかかるようになった気がします。注文もせずにまよってい迷っていると配線図に赤丸部分のカプラーがあることに気が付きました。
配線図上はレギュレターから離れた位置にあるけれどレギュレターから出ている何本かの配線はこのカプラーに繋がっています。このカプラーの先には発電コイル。このカプラーも見る必要があると思いました。ただ自分がエンジン載せ替えしたときに5本のカプラーなんてなかったはずなんだけど・・・。
ありました。五本分のカプラーではなく2本と3本の二つがありました。
そうだ思い出した。ここここのカプラーは確か取り付けるときに難儀したところです。触ってみると少しゆるゆる!!!!!
もしかしたらここが原因かもしれない。接点復活スプレーを吹いて嵌めなおしてエンジンをかけました。
復活しました。ここが原因だったんですね。考えてみれば単純なのにエンジン載せ替え以降一度も触っていないところだったので思いもしませんでした。
ただ詳しい人なら、エンジンはかかる、すべてのライト類がダメ、この2条件ですぐにわかる箇所だったかもしれないですね。
とりあえず一件落着しました。
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