日本在住の方には信じられないような話なのですが米国(に限らず日本以外の国)では役所の仕事が遅く正確でなく、今回のようにたった一つの事を聞くことすらできない事が多々発生します。
ウェブで調べてみました。すると自分で出来るはずの名義変更の代行業務を行う会社あちこちにあることを知りました。普通の名義変更はきれいな書類がそろっていれば他人に頼むようなことでもないのですが、それでも数時間かかります。高収入の人は数百ドル払ってでも他人にやってもらったほうが安上がりの人もいるのかもしれません。
自分の住むエリアから半径120分のところにどうやら4か所あるようです。(後で知ったのですが実際はもっとたくさんあるようです)下記の内容を伝えてどうすれば名義変更ができるか聞いてみました。
1,NJ州在住の自分はNY州の売主からLien Holderのついているバイクを買った。
2,売主と、タイトル上のオーナーは別人。自分はタイトル上のオーナーの連絡先を知らない。
3,Lien Holderは1988に商売をやめていて今現在のその事業を引き継いでいるのはCapital One Bank らしい。
4,Capital One Bankには該当のバイクのLienに関するレコードが残っていなくてLien Release Letterを
発行することができない。
上記の事を踏まえて四社に問い合わせたところ、一社は個人向けのサービスはしていないとのこと。なのでA社、B社 , C社へ問い合わせをしました。それぞれの返事は下記のとおりです。
A社の返事。
「Capital Oneに連絡を取り続けてレターをもらうしかない。 電話が通じなかった?ならこの番号に電話しなさい」とお金にもならないことに丁寧に電話番号まで教えてもらいました。が教えてもらった番号は自分がウェブで調べた代表電話。再トライすることもなく次の会社に連絡しました。
B社の返事。
こうです。「85年型と古い車両なので特別な方法で名義変更しましょう。TitleはあきらめてTransferable Registrationの申請をしましょう。説明の通りタイトルはなくなりますが、将来誰かに売る時はTransferできます。タイトルという書類がなくなるだけで他は一切違いはありません。この手続きなら約4週間ですべてが終わります。費用は$675です。」
とりあえず部品どりで売る以外方法がないと思っていたところに一筋の光が見えてきました。
ただ$675。高いですよね。どうしよう・・・・。
C社の返事。
「私どもC社がLien Release Letter をCapital One Bankから手に入れましょう。その手続きに$150かかります。もしも名義変更の手続きまで依頼されるのであればプラス$200の合計$350になります」との返事。
決まりました。ここでLien Release Letterを手に入れてもらい自分で名義変更。これが一番安上がりです。
早速$150のチェックを送りました。メールでのやり取りもスムースですし、Lien Release Letterが届いたら名義変更に進めます。
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