試運転してきました。今日は特に不具合もないのでマンハッタンがきれいに見えるところに行って写真でも撮ろうと思っていました。
乗り始めてすぐに異変に気が付きました。高速(50キロくらい)で走行中戻したアクセルを開けるとボボボと失火しているようなガスがないような・・・・。いつも必ず起こるわけではないんです。10分に一回くらい・・・。
ご存じの通りエンジンは新品。キャブ、点火系は購入したエンジンにすでに取り付けられていました。ですので取り付けミスもないはずです。
KZ1000STというバイクを先日購入してそれはアイドリングが下がらないというトラブルを抱えています。素人なりにここ数週間で覚えた事として、低速はスロージェット。高速はメインジェットが担当しているということ。まさか新品のエンジンでジェットの詰まりは考えにくいのですが、果たしてこの新品で購入したエンジンについていたこのキャブ、どんなキャブがついていて、何番のメインジェットなのか気になり始めました。
まず現物を確認する前に3冊あるマニュアルにどう書かれているのか確認です。
WEBで見つけたGenuine Stella 150ccのサービスマニュアルです。
キャブのページ。
次はHaynesのVESPAマニュアル。PX150(LML STAR 2T含む)となっています。あまり詳しくないのですがSTAR 2Tというのがまさに自分のバイクだと自分は信じています。
キャブのページ。
アップで見ると、
最後にやはりWEBで見つけたVESPA PX150 USAのマニュアル。
アップで見ると、
結果はこう、
GENUINE Stellaのマニュアル。
SPACO社、メインジェット92、スローランジェット40/130、
Haynesのマニュアル。
Dellorto社、メインジェット102、スローランジェット48/100、
PX150USAのマニュアル。
Dellorto社、メインジェット 96/100、スローランジェット45/100、
と全部バラバラです。
次に自分が購入したこのエンジン。いったい何のエンジンだったのか?
VESPA PX LMLとあります。自分のベスパはベスパと自分は言いますが、本当はベスパではありません。インドのGenuine Stellaです。購入したエンジンはベスパ用でGenuine stella用ではありません。
しかし購入する際に売主に自分の持っているのはGenuine Stellaで使えるか尋ねたところまさに「それ用だ。全く問題ない」と言われました。実際エンジンは御覧の通り載り、動いています。
3つのマニュアルが手元にあり、キャブのジェットに関してそれぞれが違うことを言っている。では次に自分のエンジンについているキャブは何番のジェットが使われているのかを見ることにしました。
サイドカバーを外して、
キャブを取り外します。(取り外す必要がないことをこの時はまだ知らなかった)
摘出したキャブ。今まで見たことのない形をしています。
メインジェット92でした。
ここには書きませんでしたがほかのデヒュザーという部品、その他の部品もGenuine Stellaのマニュアルの仕様のものでした。
これを受けて・・・・・。
Haynesのマニュアルにある102、PX150USAのマニュアルにある96/100(/の意味が分からないが)を付けたくなりました。手に入るのかな?
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