つまりカバー取り付け時にボルトを締めこむ際、ぬるっとねじ山が切れてしまった場合全て外して初めから作業しなくてはなりません。それを防ぐ為にカバーなしで規定トルクで締めこんで問題が無いか確認します。
まずはマニュアルで規定トルクがいくつなのかを調べます。自分が購入したのは79-85のスポスタのマニュアルなのですがご覧のように84年後期から85年のページがそこここにあります。自分はスポスタマニアではないので詳しいことはわかりませんが79-85の中でも84後期から85は少し特殊なんでしょうか?
80-110 in-lbs(インチパウンドと読みます)でした。
自分のトルクレンチはアマゾンで買った安物です。でも正確です。
切りのいいところ取って100in-lbsで締めたいのですが、自分のトルクレンチにはin-lbsの表示がありません。あるのはft-lbs(フットパウンドと読みます。単数形だから)。これをインチパウンドに変換します。
100in-lbsは8.33ft-lbsでした。
余談なんですが・・・・。日本でもいやアメリカ以外の国では㎜、㎝、mが使われていますね。小学生も高学年になれば、それより年下でも例えば35㎜は何センチか?計算しなくても普通わかりますよね。なぜか?10進法だからです。単位が変わって例えば183㎝は何メートルか?あるいは何ミリか?何本かの指の助けがいるかもしれませんがいちいち計算しないのは10進法だからなんです。
でインチとフットの関係はというと・・・・。
これが12進法なんです。12インチが1フット。さらにハードルを高くするのが24インチだと2フィート。複数形になるんです。だから面倒くさい。これだけではありません。長さの単位インチとフットの関係は12進法ですが、重さの単位lbs(パウンド)はまさかの16進法。16oz(オンスと読みます)が1lb(パウンド)となるわけです。
トルクの単位はこの12進法の長さの単位インチ・フットと16進法の重さの単位オンス・パウンドが使われるので何年たっても数字を見ただけでどの程度のトルクとピンときません。
話がそれました。
トルクレンチを8.33ft-lbsにセットします。
こんな風に締めつけます。
ボルトがケースから抜けなかったところはそのまま放置します。それ以外の箇所はすべてトルクに耐えました。ヘリサート処理はせずにこのまま取り付けます。
パーツカタログ $46
マニュアル $50
コンチハン $20
オイルフィルター $6
ヘッドライトステー $22
燃料コック $26
ウインカーx4 $13
H4コネクター $4
f ブレーキSW $18
ハンドルバー*セパハン$20
セパハンブラケット $19
クラッチカバー周辺ガスケットキット$42
シフター周辺オイルシールブッシュキット $37
インチ工具 $16
オイルフィルターツール $6
オイルフィルターツール② $7
ジャッキ $69
タップダイス(インチ)$20
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