5ミリ程度の厚さの板で出来た型紙にフレームを合わせてクランプで押さえつけて1週間経ちました。どうなったか見てみましょう。
大小4つのクランプを外します。
型紙から外します。
ガラスにはめてみました。(すごいピンボケ)
フレームの上側、下側いい感じであっています。
と思いきや、ここで問題発生!!!!写真に見える黒い筋。これはガラスの側面です。ガラスがフレームに入っていません。無理に入れれば入るし、入れることによって割れることもありません。しかしこの状態で入れて、サファリウインドウとして車体に取り付けてしまうことには不安をかんじます。
フレームを外してガラスの近くによって写真を撮りました。フラットウインドウを呼ばれるのにも関わらずこれだけのアールがあります。ふちに見える白いものはフレームに残っていたコーキングです。
現物のウインドシールドから作った型紙は平面で考えた場合は間違いないのですが、前述の通り65年についているウインドシールドはフラットではないので型紙を作る場合立体的に作る必要がありました。
立体的な型紙(というか型)を作るのにどうしたらよいか知恵が浮かびません。考えるのも嫌になってきました・・・・。
気休め程度に炙りながら少しだけ曲げてみました。ただ長い範囲を緩やかなカーブで曲げるのは非常にむつかしく、曲げる前はかなりきつかったフレームが少しだけ簡単に入るようになった程度の効果しありません。
ガラスそのものにフレームをあてて平面のフレームを立体的にしたいと思います。
まず下側をはめて・・・。
上側もはめました。その時10cm程度に切ったコの字レールを準備しました。
理想としてはフレーム内に収まるガラスはフレームに直接当たることなく収まり、フレーム内のコーキングによって固定されるべきと考えておりました。しかし現状は①平面の型から取ったフレームであり、②自分の技術的な問題もあり自分の考える理想とは大きくかけ離れています。この問題を横着して解決せずに進めると、後でガラスが割れたり、フレームが車体にマッチしなかったりといった問題を生む可能性が大いにあると考えました。
そこでフレームにガラスがきつく当たっているところに10cm程度に切ったコの字レールを挟んでクランプで押さえることにしました。丸のところはフレームに強くガラスが当たっているので小さく切ったコの字レールが挟まっています。
クランプで留めますが、今回は型ではなく割れやすい現物のガラスなので、緩めに留めます。
さあその結果は!!!
期待して待て!!
コメント
立体的な型…。
1つ思いついたのはレジンを使う手です。まず湾曲した部分、かなり長さはあると思いますが5~6センチほどかぶせる形で硬化する粘土などで型を取ります(本当はシリコンで型を取るのですが、流れ落ちないための木枠を別途作らなければならず、やや面倒ですので)。凹型が硬化したら外して安定したところに立て、2液硬化型のレジン(合成樹脂)を流し込みます。丸2日程充分に硬化させた上で型を外すと、窓の湾曲した部分と同じ形状の帯状のプラスチックのレプリカができるわけです。それにアルミのサファリ枠がはまるように叩いていくわけです。
かなり大回りな方法ですが、ガラスを割る心配はありません。