先日ヒュエルポンプを交換した際、一度ディストリビューターを外しています。ご存じのとおりディスビは取りつけた後、調整しなければならない部品です。ヒュエルポンプが壊れて交換した時にはいい加減に取りつけているので改めて調整しなおしました。
まず必要なツールです。左の黒いのはタコメーター、右の赤いのがタイミングライトです。タコメーターはダッシュボードにあると格好いいのですが(自分も以前はつけてました)実際使わないですよね。ダッシュボードにあるメーターは今はシリンダーヘッドテンプゲージだけです。
ディスビ固定ナットを緩めます。これをゆるめるとエンジンに刺さっているディスビが手で回すことができるようになります。
ビートルの点火時期調整はついているディスビによって変わります。私の場合、1600ccデュアルポート、キャブは34PICT、この組み合わせにベストマッチのデスビと言われて買ってしまったシングルバキュームがついています。この場合はバキュームホースを外して蓋をして、900回転くらいに回転させて7.5度これが正しい点火時期です。
タコメーターとタイミングライトをバッテリー(いつものようにオルタネーター)つないで、900回転までふかしてタイミングライトで確認してディスビを調整して終わりです。固定ナットの閉め忘れに気を付けましょう。
ここまでは普通にウエブで紹介されている内容なのですが、次の写真見てくださいディスビの根もとをアップで撮りました。ディスビに縦の傷、固定用クランプにも丸い傷。これは私がつけました。出先でディスビを外さなければならなくなったとき(まさに今回のように・・・)、もちろん後で調整はするのですが、とりあえずの目安のためにこのように傷をつけておくと不意にディスビを外した後も取り付けが楽です。みなさん真似してください。
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