上死点にも合わせましたし、実際のバルブクリアランスの調整に入ることができます。
1番シリンダーで合わせたので、1番シリンダーの吸気排気2つのバルブ調整はもちろん、2番シリンダーの吸気、4番シリンダーの排気も、この時に一緒に調整することができます。写真の赤丸のついた3つのバルブ、それと写真はありませんが、左側のバルブカバーを外して1番後ろのバルブ(4番シリンダーの排気)の合計4つのバルブの調整ができます。
さて、それらを踏まえて、、、。
自分の車両は4つあるバルブのうち、右側のバルブカバーを開けた1番前のバルブ(1番の排気)が少し緩かったようです。0.15mmのスキマゲージを差し込んでも、全く無抵抗なだけでなく、隙間ゲージが入った状態で、バルブをつまんで力を入れるととわずかながらに動きます。なので、このバルブだけほんの少しきつくしてやる必要があります。
さて、この写真。ロックナットを緩める前の状態です。アジャスティングスクリューが11時半位の方向を向いているのわかりますでしょうか?
この状態を記憶しつつ、ロックナットを緩め、ほんのわずかにスクリューを締め再度ロックナットをしました。その写真がこれ。
スクリューは11時半の位置だったものが1時に変わってます。11時半が1時なので約1/8だけ締めこんだことになります。しかしこれではきつすぎです。隙間ゲージが入りません。て次少し緩めて、、、。その写真がこれ。
ちょうど12時を向いています。緩過ぎずきつ過ぎず、こんなんでいいと思います。
で、これ11時半から12時なのですなわち1/24回転だけ、たったそれだけ締めたということです。
一般的にロックナットを緩めて、スキマゲージを挟んだ状態でアジャスティングスクリューを締め込んで、その状態を維持しながら、ロックナットを締めると言うやり方を推奨されているのは、ウェブ上でもよく見るのですが、そのやり方でほぼ100%キツすぎになり隙間ゲージが抜けなくなります。どのやり方がいいんでしょうね?
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