フーバービットをつけた状態のオイルクーラーをファンシュラウドに差し込んでみると、それでも隙間が多くて検討しなければならないのですが、もう一つ問題が・・・・。
ファンシュラウドにはフラップがついています。隙間だらけのフーバービットですがそれでもつけていなかった以前に比べればかなりタイトです。この二点によりエンジンが車に乗った状態でファンシュラウドを取り付けるのは不可能なことに気が付きました。下記が自分がいつもファンシュラウドを外していた時の手順です。
①リヤフードを外す
②リヤフードブラケットを外す
③キャブを外す。
④アクセルワイヤーをファンシュラウドの裏側(車の前方向)に抜く。
⑤配線類および、オルタネーターをスタンドに止めているバンドを外す
⑥ファンシュラウド両脇下部にあるシリンダーヘッドカバーに止めているねじを外す。
⑦ファンシュラウド裏のLOWER HOT AIR EXHAUST EXIT DUCT(http://www2.cip1.com/ProductDetails.asp?ProductCode=VWC%2D113%2D119%2D419)を外す。
⑧フリーになっているはずのファンシュラウドを少し持ち上げてシリンダーヘッドカバーから外す。
⑨外れたら少々右に移動させオイルクーラーをドッグハウスから外す。
⑩外れたらさらに持ち上げて、ファンシュラウドは外れます。
なのですが⑨のところ、「少々右に移動させ・・・・」のところ。あんな隙間だらけのインチキフーバービットでもついていればかなりタイトなのと、新しいシュラウドはフラップがついているので右に移動させることは不可能です。
ということで最短で部品をつけるためには、折角見つけたフラップ付きのシュラウドのフラップを外し、さらにフーバービットもあきらめればエンジンは復活するはずです。それらの取り付けをあきらめたくないのであれば方法は一つだけ、エンジンを下すしかありません。
さらに下したエンジンにシュラウド、その他をすべてつけてから載せる必要があります。どういうことかと言うと、日本にいたころは何度か71のカルマンとか、57のビートルでシュラウド、その他補器類がついたままエンジンの脱着はやっていたのですが、なぜかこの65で補器類がついたまま載せたり、おろしたりすることができたことがありません。いつもロングブロックに近い状態にする必要がありました。自分が下手になっただけかもしれませんが・・・。シュラウドその他すべたつけた状態でのエンジンの取り付けはこの65では初の試みとなります。できるかなぁ・・・・。
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