先日夜、ドライブしていた時、スピードメーター内の赤い警告灯がうっすらついているのに気が付きました。いつからそうなったのかはわかりません。またよく見ないと確認できない程度なのですがうっすらとついていました。
この車を買ってからすでに16年になろうとしています。まだ自分がサンホゼにいた時ですから14-5年前に新品のボッシュのオルターネーターに交換しています。そろそろ寿命なのか・・・。と思いつつ今日、動作確認をしました。
まずテスターを準備します。このテスターはソリッドステイト社のエンジンアナライザーなるものです。今回ブログにこのテスターを紹介するにあたって調べてみるとアメリカの大手小売りチェーンシアーズのブランドのようです。自分はアメリカに16年前に来て早い時期にこのテスターをebayで購入しました。いくらだったか記憶にありませんが、$20くらいだったと思います。デジタル式のもよいのですが、機能がたくさんありすぎて自分はいまだに所有したことがありません。日本からこのブログを見られている方には買えないかもしれませんが、このテスター、本当に使いやすくておすすめです。ちなみにタコメーター、ドエル角、電圧、電流を調べることができます。
まずつまみを電圧(VOLT)に合わせます。
いすの下のバッテリーにつないでもいいのですが面倒なので、自分はいつもオルタネーターの端子からプラス、マイナスをオルタネーターのボディーからとっています。プラスの端子はショートの原因になるので本来ゴムのカバーなどでおおわれていなければなりません。ゴムのカバーつけないまま15年がたってしまっています。
写真のように赤いクリップをプラス端子に、黒いクリップをどこかボディー(オルタネーターである必要はありません)につなげます。気を付けなければいけないのはこの後エンジンを回すのでクリップからテスターまで伸びる配線がプーリーやベルトなどの回転部分に触れるようなことがあっては危険です。十分注意を払いましょう。
まずはエンジンをかけずに見てみます。目盛りがたくさんあってめまいしそうですが、電圧を読み取るときの目盛りは上から2番目です。12.6ボルトくらいでしょうか。正常です。
エンジンをかけました。14.2ボルトに上がりました。アイドリング時も高回転時も変わらず14.2ボルトでした。これも正常です。ということで何も問題がなかったということになりました。めでたしめでたし。
自分がビートルのメンテでよくお世話になるウェブによると
エンジンがかかってない場合 12.6ボルト。
エンジンがかかってるとき(高回転) 14.2-14.5ボルト。
エンジンがかかってるとき(アイドル) 13.5ボルト以上。
となっていました。
ジェネレターの場合は回転数に合わせて発電量も変わるようです。自分のビートルはオルタなので前述のとおり発電量はアイドル、高回転ともに同じでした。
いつかオルタがダメになったときのために買っておいてある内蔵型レギュレーターです。自分の経験ではオルタがダメになる二大原因はこの内臓レギュレターとベアリングです。レギュレターはこうやって買えるのですが、ベアリングはどこで売ってるのかすらわかりません。どなたかご存知のかた教えてください。
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