ブレーキパイプの取り付け

空冷VW

当初、やる気に満ちていた時はすべてのパイプを交換するなんて宣言していましたが、いつもと同じでやる気の持続って難しいですよね。仕事と一緒だ。

結局フロントの右だけを交換してあとはそのままにします。いつもの何かが悪くなるたびに「今度こそ全部のパーツを入れ替えてリフレッシュしよう」と思うのです。間違いなく特にブレーキ関係は一番弱いところに負担が集中するので「やるならいっぺんにやったほうがいい」と大昔、鎌倉の永沢自動車のNさんに教えてもらったことが有りました。

そのように教えられたのにもかかわらず、実際にその時が来ると壊れてるとこだけ直して終わりにしてしまう癖はどうやら直りそうにありません。我が65年型のブレーキは4つのブレーキシリンダー、今回交換したマスターシリンダー、4つの車輪にひとつづつあるブレーキホース、それといくつかあるブレーキパイプ、皆取り付け時期が違います。

まずこの写真。

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何を伝えたいかというとまず初めに曲げて、ストレスなく垂直にパイプがホースに、またマスターシリンダーに嵌る状態にする、そして取り付けるという順番です。

パイプの片方を(例えばマスターシリンダーに)取り付けて、そしてもう片側をホースにたどり着くようにマスターシリンダーについた状態で曲げていく、と言う方法はダメです。大事なのは垂直にストレスなく嵌っている状態を作ることです。そこがきちんとできていないと組んだ後でオイルのじわ漏れが発生します。ひどいといくら締めこんでもじわ漏れは止まりません。でこの写真のパイプは曲げて確認してを繰り返してこれで良しとなった状態のものです。

曲げて確認して、また曲げて確認しての繰り返しのほうがやり直しが必要かもしれないじわ漏れを直すよりはるかに楽です。

で次の写真。

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指さしているパイプが今回取り付けたパイプです。何度も確認してストレスなく垂直に嵌っている状態にして取り付けました。

後はリザーブタンクとマスタシリンダーを繋げてブレーキオイルを入れてエア抜きしたら終わりです。

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