ビートル バックファイヤ(吸気漏れチェック)

空冷VW

調子の良いわがビートルですが、最近バックファイヤーを起こすようになりました。高回転のエンジンブレーキ、下り坂のエンジンブレーキ時などによく発生します。いろいろ調べてみると燃えなかったガスが排気管に達してしまい、そこで爆発するのが主な原因・・・。というような事がわかりました。ガスが薄かったり濃かったりすると発生するそうです。ならばキャブの調整、、、。となりそうなのですがキャブを触るのは最後です。これまで特に問題なかったわけですからキャブ調する前にしなくてはならないことがあります。まず初めに吸気漏れを確認します。方法はまずエンジンをかけてアイドリングさせて、吸気漏れのありそうなところにCRC556のようなスプレーを吹き付けます。もし吸気漏れがあるようならばそれまで空気を吸っていたのが可燃性の556を吸うことによりアイドリングが一時的に上がるはずです。この方法はむかーしCB250RSというオートバイに乗っていて調子が悪くなった時に教えてもらった方法です。

さてどこに吹き付けるか写真を見てください。
キャブレターからシリンダーまでのこの短い間にもしかしたら空気を吸い込んでしまうかもしれない箇所は一か所だけではありません。

初めに1600ccのデュアルポートエンジンについているゴムブーツ。左右1つづつあります。アイドリング時にこのブーツ周辺にスプレーします。さっそくですが少しだけ反応したようです。

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次に部品名は知らないのですがシリンダーヘッドにアタッチしているこの部品です。手前、裏、共にスプレーしてみます。もちろんこれも左右1つづつあります。シングルポートのエンジンの場合、少し形状が違いますが場所は同じです。

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キャブのシャフト部分(可動部分)です。
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シャフト部分反対側です。
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キャブとマニホールドのアタッチされた部分です。
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ゴムブーツ部分が怪しかったので増し締めしました。バックファイヤーの頻度、音の大きさ共に下がりました。理由は他にもきっといくつかあるのでしょう。いくつかのうちの一つは解決しましたが、残念ですがこれですべてではないようです。

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