空冷VW 勝手になるホーン

空冷VW

前週末に乗ったときホーンが突然鳴り始めました。ハンドルを回しているときです。原因は知っています。この間、ブレーキだなんだでタンクを外しました。それが原因です。

まずタンクを外します。四つのボルトで留まっています。真ん中の燃料計センサーも外しておきます。

後は持ちあげて適当なもので(自分はハンマー)をつっかえ棒にして支えておきます。
大事なのはホースの長さ。長いホースを付けておけばこのように簡単にタンクを外すことが出来ますが、短いホースだと車持ち上げて、タイヤ外して、タンク下に手を伸ばしてホースを外して、あふれるガソリンを最小限に食い止めるためすぐに何かで蓋をして・・・・、という極めて面倒なことをする必要があります。以前は自分もそうしていました・・・・。

タンクを外して見えたのはステアリングシャフト。これが実はボディーにぎりぎりで擦るんですね。それが原因です。それにしてもこの写真からわかるようにクリアランスがほとんどありません。なぜか・・・・・。

一枚目の写真。右下にあるのはステアリングギヤボックス。左上にステアリングシャフトが伸びていきます。このステリングギヤボックスが少し上向きに取り付けられてしまっているんですね。それが原因でステアリングシャフトがボディーにあたりホーンがなってしまいます。
なぜこんな取り付けられ方をしているかというと・・・・。相当前に自分がフロントドロップするためにアクスルビームの交換をしました。その時に自分が取り付けたままの状態です。直せばいいのになぜか先送りしていました。
やり方は二つのボルトを緩めて、ステアリングギヤボックスの向きを変えてもう一度ボルトでしっかりと止める。これだけです。厳密にいうとトーインが狂うのでその調整も本当は必要ですが・・・・。

タンクを外した上から作業できると思っていたのですが下からの方がはるかに楽そうです。車あげて、大着せずにタイヤ外して・・・。緩めるのはこの二つのボルトだけ。

緩めたらステアリングボックスを上から軽く叩いて下向きにします。

ビフォーとアフターです。
これでもうステリングシャフトとボディが当たってホーンが鳴ることはなくなるでしょう。

外しておいたホーンの配線を繋げて作業終了です。

2017 ナロードビームに交換したときの記事の一つ。この時にステアリングボックス付けたんですね。ちなみにフロントビームを外したのはこの時が生まれて初めて。車に詳しい親戚のおじさんとか友達のお兄さん、なんてのは一切いません。あるのはウェブのみ!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました