空冷ビートル サイドブレーキワイヤーの交換 1

空冷VW

あれは自分がエッジウォーターに住んでいた時。駐車場が坂道になっていて車の整備がものすごくやりずらかったあの時代。あの家にも確か6年ほど住みました。その時に確か駐車場から出して道路でサイドブレーキワイヤの交換をしました。初めてのことだったのでかなりてこずりました。それ以来なので多分15年ぶりくらいだと思います。

今回交換しようと思ったきっかけはワイヤーそのものがかなり伸びてしまい、サイドブレーキレバーにワイヤーを繋げるのにも相当数のスペーサーが必要となり、格好悪いのでトランスミッションも交換したことですし、サイドブレーキワイヤーも交換することにしました。
まずはトルクマイスターでアクスルナットを外します。なかなか外れない人、あきらめてトルクマイスター買った方がいいです。金額以上の仕事をしてくれます。もしナットを外した後もドラムが取れない場合はプーラーを使って自分は外します。
持っていてよかった工具 5(トルクマイスター_

ドラムがはずれたら、サイドブレーキワイヤーを外します。

レバーについているワイヤーのナットを外します。ワイヤーが伸びたのと、どうやら正しくないワイヤーが付いていたようなのでスペーサーが大量についています。2枚目の写真は外したスペーサー。なくすたびに追加買いしてあとで出てくる10mmのソケットが有効活用されています・・。

レバーを取り付けるピンを抜くためにクリップを外します。トンネル内に落とさないように・・・・。

これでワイヤーはフリーです。後ろから引き抜きます。
左が古いもの、右が新しいもの。アウターチューブの長さも違うと信じていたのですがアウターチューブは同じでした。インナーワイヤーは2-3cm購入したものが短いようです。つまりスペーサーは必要なくなるはずです。

ちなみにこれが付いていたサイドブレーキワイヤー。MADE IN BRASILと書かれたこれ。61-75とも書かれています。自分は61と60の違いを知りませんが、今回サイドブレーキワイヤーを購入するにあたって自分が多く見たのは「64まで」と「65以降」を分けて売っているところ。ごく一部で「64前期まで」「64後期から」としているところがありました。結論から言うと64前期まで、65後期からの分け方が正確で親切です。
自分の車両は65年型ですが調べると64年12月型なんですね。つまり64前期にカテゴライズされるんです。ただしそこで65以降のワイヤーを使うとどうなるか・・・。さんざん紹介したように少しワイヤーが長いだけでスペーサーを使えば使えます。ただしおそらくこの逆は無理だと思うんですね。65後期以降の車両に65前期までのワイヤーを使うことは不可能なはずです。ですので多くのサプライヤーが64まで、65以降という大着な分け方をしているんだと思います。

次このワイヤーの交換をするのが何年後かわかりませんが、もし購入する機会があればまた間違いない部品を購入したいと思います。
でも大抵何年も経つと忘れてしまっているんですよね・・・・。

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