空冷VW シフトロッドの取り付け 2

空冷VW

小一時間ほどユーチューブで調べました。すると「ロッドはいったん外して車両から取り出してロッド全体をサンドペーパーできれいにすること」とサジェストする人が複数人いました。
確かにそうです。もし仮に今、シフトロッドの先端部分がブッシュに入ったとして、難儀しているキツキツのブッシュを通した状態で果たしてこの汚いロッドを後ろまで移動させることができるのか?と思いました。そんなあともう少し、というところまで行ってロッドを磨くためにまた外すなんてしたくありません。
ロッドを取り出すためにバンパーも外します。

フロントフードに隠れてしまう一番下の箇所に空いた穴からロッドが出てきます。

曲がっています。がこれでいいそうです。狭いトンネル内でほかのものと干渉しないよう曲がっているらしいです。

そしてガソリンとぺーパーで徹底的に汚れを落とします。きれいになったら特にシフトロッドの先端部にはかなり多くグリスを塗りました。今度こそ問題なくブッシュにはめるためにです。
ブッシュにはめるのには難儀しましたが、何とかはめることができました。しかしこのあとロッドを後方に移動させることができません。
自分は下の写真にあるようなガレージに転がっていた棒を使って押し込みました。

ロッドが嵌ったことでうれしくてそのまま押し込みましたが、ここでも小さな失敗がありました。普通の棒に見えるシフトロッドですが、シフトレバーの嵌るところの向きを考えて押し込まないと途中で引っかかり奥に押し込めなくなります。さらにそれは押し込めないどころか押し込んだシフトロッドをもう一度手前に戻して向きを改める必要があるのです。
どうやって戻すか・・・。もちろん手は届かないですし考えた結果、U字型にした針金を前方から入れてシフトロッドのシフターの嵌るところに引っ掛けて取り出しました。
下の写真見てください。写真そのものも斜めですが内部に斜め(ちょうど4時55分当たりの位置)に見える物体があります。これがシフターをはめる部分です。自分は何にも考えずに挿入したので一回目の時は下を向いたままでした。下向きではだめです。途中で引っかかります。なのでU字型の針金を使って抜いて、今度を上向き(完全な上向きでは入らない・・・)にして挿入しなおして事なきを得ました。

今回はやっとうまくいきました。大着してはいけません、この作業に約3時間もかかってしまいました。

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