ビートル バルブ調整

空冷VW

最近運転していてパワーが落ちてきたというか・・・・。もっともそれを強く体感できるのが緩い坂道を3速や4速で上がる時です。以前まではストレスなく登れた坂道なのに、今は以前ほどの元気がないように感じられます。

さてどうしたものか・・・・。

気が付けば最後にバルブ調整したのがいつだか思い出すことができません。何年もしていないということは絶対ないのですが、でもこのブログを見てみると過去にバルブ調整したのは直近で2017、7月となっています。2年近くもしていなかった・・・・。そんなはずないと思うんだけど・・・・。

その時のブログの記事とほとんど同じなのですが今日したことを書きます。

まずクランクプーリーまたはオルタプーリーをスパナで回してクランクプーリーの切り欠きをエンジンケースの合わせ目に合わせます。この時切り欠きが1つの場合、2つの場合、3つの場合があります。自分の切り欠きは3つあって(実際は29度あたりに4つ目の切り欠きを自分でつけ足してある)左から0度、7.50度、10度となっています。バルブ調整の時は0度に合わせる必要があるので一番左の切り欠きに合わせます。

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デスビキャップを開けて中のローターがどっちを向いているか確認します。今回はローターの先が切り欠きの真反対のほうを向いています。切り欠きのある方向が1番シリンダーなので今回はその反対3番シリンダーになります。この状態が3番シリンダーに火花が飛ぶその時の瞬間の状態なわけです。

ここで3番シリンダーの吸気と排気の2つのバルブを確認してもよいのですが、それ以外にも4番の吸気、2番の排気のバルブ確認もできます。

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ちなみに空冷VWはエンジンに向かって右の奥が1番シリンダー、右手前が2番、左奥が3番、左手前が4番となっています。

写真忘れましたが左側のヘッドカバー開けました。前から(進行方向にに対しての前、エンジンを後ろから見ている手前ではない)3つのバルブ調整、右側のヘッドカバーを開けて一番後ろのバルブ(2番排気)調整をします。

そして、クランクプーリー、またはオルタプーリーを回してローターの向きが反対側にします。

クランクプーリーの0度の切り欠きはエンジンの合わせ目にあっています。ローターの先端は先ほどとは逆のデスビの切り欠きに向いています。

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ローターが一番シリンダーに向いている状態では、一番の吸気、排気、二番の吸気、四番の排気の確認もできます。

実際のバルブクリアランスの調整は「シクネスゲージを挟んでナットを閉めて・・・。」なんてよく書かれていますが、自分はその方法ではうまくできません。ナットは緩んでいるときは少しだけ遊びがあるのでその状態で調整しても、ナットを閉めてしまうともはや適切なクリアランスではなくなっていてよりきつめになっています。そして多くの場合その方法で調整するとナットを閉めた後シクネスゲージが抜けなくなっていることがほとんどです。

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なのでシクネスゲージを挟んで調整して、シクネスゲージを抜いて、ナットを締めて再度シクネスゲージを滑り込ませて・・・というような作業を自分は繰り返しています。

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今回は3番の排気が’きつくシクネスゲージが入りませんでした。それ以外の7つは全く問題ありません。

ここで試運転と行きたいのですが、今日は雨も強いのでここまでにしておきたいと思います。

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