我が家のヒーターはボイラーで熱せられた熱湯(スチーム)がそれぞれの部屋にあるラジエターに供給され部屋を暖めるというものです。部屋の数だけラジエターはあるのですがそれぞれのラジエターはパイプでつながっていて、ボイラーから出た熱湯は真鍮のパイプを通って1番目の部屋のラジエターに、そして1番目のラジエターから排出された熱湯は2番目の部屋のラジエターに供給されます。最後の部屋まで行くと熱湯の温度も下がりまたボイラーに戻ります。戻った冷えた熱湯は再び熱せられ再度同じ過程をたどります。
これを踏まえて・・・・・。
このスタイルのヒーターシステムはすべてのラジエターが均等に温まらずに、一部のラジエターだけほかのに比べて温まらない、またはぬるいという症状が時々発生します。
なぜか???もっとも典型的な理由として本来熱湯で満たされていなければならないはずのラジエターに空気が入ってしまうためです。熱湯が満たされているラジエター、熱湯はラジエターの下のほうに少量あるだけのラジエターどちらが部屋を暖めるかは明らかです。
空気の抜き方です。この写真。
比較的年代の新しいラジエターです。〇のところに空気抜きがついています。古いスタイルのものにも必ず右か左の上部についています。これを先が細くなったラジオペンチか下の写真のような専用工具緩めます(時計の逆回り)。パイプ内は一定の水圧がかかっているので熱湯(水)が満たされていればいきなり熱湯(水)が出てきます。空気が入っていればしばらく空気が出てきます。空気が出きって熱湯が出てきたら空気抜きを締めておしまいです。
ちなみに写真のように長い(これは3メートルほど)のものは空気が抜けにくいです。
専用工具
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