$20くらいで売られているキャブのオーバーホールキット。自分も過去に数回OHをトライしたことが有ります。
アイドリングが安定しない、パワーが出ないといった不調に対してウェブで調べるとキャブのOHを勧める人は少なくありません。
しかし自分の経験ではOHキットを使って出来るだけばらして組みなおして調子が良くなった事がありません。一方、空冷VWではないのですが、我が家の70年代のホンダの芝刈り機。チョークを引きっぱなしでないと止まってしまっていたこのマシンは、マッチ箱くらいのキャブを分解清掃すると、どこかの穴に確かに小さな石の粒が詰まっていて、除去すると始動性は格段に上がり、チョークも本来の働きをするようになりました。でも同じような成功体験を空冷VWではしたことがないのです。
よほどひどい状態のキャブでないとやる意味がないのか、自分のOHが下手なだけなのか、、、。
自分の中ではキャブは自分でOHするものではなくてプロにリビルトしてもらうものとなりました。
この前の記事にも書きましたが、リビルトキャブについて自分はこう思っています。
リビルト屋に出す前にあんなにキャブ内清掃したのに調子が良くならなかったこのキャブ、リビルト屋は何を弄ったのか別物のように調子よくなっています。自分のOHとプロのリビルト、いったい何が違うのか?おそらくリビルト屋は素人では手を付けられないところも弄っているからだと思うんですね。では素人では触れない何をリビルト屋は弄っているのか・・・。
シャフトのブッシュ交換、きっとこれが大事なんではなかろうか、と思います。というかこれ以外ないでしょう。そう結論付けた自分にとってシャフトのブッシュを交換できない自分OHなんてあまり意味がなく、だから気休めでキャブをばらすことはあっても本気で直すつもりで弄ったことはここ5年くらいもうありません。
誰か反論してください。自分の考えは間違いで、「OH自分でしてるよ」という人いたらぜひ話を聞かせてください。どこまでばらすのか知りたいです。(pict34に限る)
コメント
こんにちは。
これまでで、キャブのOH及びアイドリング調整をされている記事はありませんよね。
私としては、是非記事にしていただきたいのですが・・・
去年のことですが、アイドリング及び低速のもたつきで悩んでました。
点火やその他基本的なことを色々やっても改善されず、最終的に毛塚本に載っていた方法でキャブクリーンしてみたら、”超”劇的に調子が良くなりました。
こんな荒っぽい方法で調子が良くなるのだから、分解掃除できたらもっと良くなるんだろうなと思いました。
すみません、反論も何も無いのですが。
記事楽しみにしています!!
話し変わりますが、メキシコは確かに本場だと思いますが、プロの名に恥じない仕事をする人は、十万人に一人いるかいないかだと思います。住んで長いですが。
今年の初めくらいに前トレーリングアーム4本と新品のボールジョイントを持込で打ち替えを頼んだんですが、出来上がりを取りに行ったら、そのうちの一本のが中古品にすり替わってました。
もちろんその場で怒ってやり直させるんですが、とても面倒です。
これがメキシコ流なんですよね。けっこう辛いです。
>>1
こんにちわ、毛塚本自分も持っているのですが「キャブクリーンの方法」何ページですか?自分も参考にしたいと思います。ありがとうございます。
持ち込みの部品、すり替わるのはひどいですね。さすがにそれはアメリカではないかもです。カリフォルニア発祥と言われるキャルルックですが、これとてチカーノ文化、メキシコの改造車の文化に影響を受けていると強く思うんですよね。
今度是非メキシコのVW情報教えてください。
こんにちは。
毛塚本、132ページからです。取り急ぎ。
なるほど、このページはなんか本気で読まなかったような記憶が・・・・、詳しく知りもしないくせに知ってる気持ちになったのか、記憶にありませんでした。
今度しっかり実施します。