世話になったVWショップ Steve’s (スティーブス)

スティ-ブス。記憶が間違ってなければ1985年頃の話。
横浜は六ッ川にありました。半分以上のページが広告だった外国車雑誌「くるまにあ」の裏表紙はいつもスティーブスの広告でした。この広告の写真、コピーどれも格好良かった・・・・。この店は特にカルマンの品ぞろえは群を抜いていて、内装、外装共に処理したものが多く、そのほとんどはいわゆるキャルルックでした。ここで自分も事故歴ありのベース車、71年型のコンバチを117万円で買いました。本当は仕上げてあるのを買いたかったのですが200万はしていたそれらを買う財力が私にはありませんでした・・・・。
その後スティーブスは磯子区本牧に引っ越し、やがて店をたたみます。本当の理由はわかりませんが、店をたたむ少し前に社長のSさんと話をしました。「空冷VWブームにも乗れたし、お客さんにも恵まれていい商売ができたんだけれど、本当もう疲れちゃったんですよ。少し休みをもらいたくてやめることにしました。」とおっしゃられていました。店をたたんだ後、偶然にも横浜元町で会いましたが「うわ、久しぶりです。お元気にされていましたか?」といった程度の会話だけしてその後のことは知りません。その時SさんはVWのゴルフに乗っておられました。今も日本にいるのか、子供の頃過ごされたと聞いたLAにいるのかどうされているのでしょう?
自分も入り浸っていたわけでもなく、ましてベース車を一度だけ買っただけの印象の薄い客だったはずなのですが、HotVWsとかが無造作に置いてあったり、一時期は外人さん(白人・アメリカ人?日本語まるで話せない人)がメカニックとして働いていたスティーブスは、まるで当時自分が行った事もないアメリカにいるような気にさせてくれる場所でした。
そこで働いていた日本人の青年たちはスティーブスがなくなると同時に綾瀬の方で自分たちだけで空冷vw屋をやると言われてましたが、どうされたのか自分は知りません。
ここで買った71KGコンバチは自分にとって2台目となる空冷VWだったのですが、この車がきっかけでずぶずぶと空冷VWに引き込まれていき、今に至っています。


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