ビートルのアイドリング不調について

今回は写真はありません。最近思っていることを書きたいと思います。

いつの間にか直った、アイドリングの不調ですがなぜ直ったのか?結局原因は何だったのか???

おなじみのsamba.comのforumでアイドリング不調について探すと大量のスレッドが出てきます。そしてそれらを読むと、対策案としてプラグが悪いだの、コイルが悪いだの、デスビ、ローター、ポイント、点火時期、イグニションコイル、バルブクリアランス、エアリーク、イグニションコード、・・・・・・・・・、とありとあらゆる内容で提案されています。それらは大きく分けて調整するものと交換するものの2つに大別することができます。

交換するもの

プラグ

プラグワイヤー

コイル

ポイント

ローター

コンデンサー

デスビ

燃料パイプ

燃料フィルター

カットオフスイッチ

燃料ポンプ

キャブ

タンク

調整するもの、

バルブクリアランス

点火時期

ポイント

燃圧

アイドルジェット(調整というより清掃・つまりの確認)

バイパススクリュー(キャブ)

ボリュームスクリュー(キャブ)

自分の経験ですが交換するものの中でそれを交換したことにより状況がよくなったことのあるパーツは①タンク(交換というよりも錆びだらけだったタンク内をPOR15でペイントしました)と、②キャブだけです。それ以外の上記のものを交換して不調だったアイドリングが安定したことはありません。

一方調整するもののほうでは、上記のいずれかを調整し不安定だったアイドリングが安定するようになったことはありません。もちろんバイパススクリュー、ボリュームスクリューを調整すればアイドリングは変わりますがストールしてしまう状況から脱することができるようになったことはありません。

上記のことからビートルのアイドリング不調は当たり前の調整では直らない、何か別の問題があるように思えてなりません。

数年ほど前からビートルをいじるたびに、できるだけ何をしたのかを記録に取るようにしています。するとアイドリング不調が起きるパターンを見つけることができました。それは冬場に多いということです。

空冷VWに乗り始めて延べにしたら軽く20年以上乗っていますが、ここにきて自分はアイシングを疑っています。マニホールド、それもキャブの真下部分、冬場は霜がつくほど冷たくなっています。今は春になり暖かかくなったので冷たくはなりますが、霜がつくほどではありません。この暖かい陽気のためアイシングしないようになり、つまりアイドリングするようになったと思うのです。

今の状態で夏を超え、冬まじかになった時、もしまたアイドリングしなくなったらその時はマニホールドにヒーターのようなものをつけてアイシング防止をして確認してみたいと思います。

ちなみにヒートライザーはつながっていますし、すすで詰まっていることがないのはすでに確認済みです。

気のせいかもしれませんが、sambaのアイドリング不調に関するスレッドもアイシングしにくいデュアルキャブに関してのスレッドはほとんど見ません。たいていPICT34である気がします。

どなたか意見を聞かせてください。


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