空冷ビートル　ブレーキパイプ(リヤ）

今の状態。

マスターシリンダーに繋がるブレーキパイプがトランスミッション横まで出てきています。
さて写真には赤丸が二つあるのですが、一つはパイプの先端。もう一つはT型のフィティングが留まる場所。つまりこの二つはT型フィティングが留まる場所で交わる必要があるのですが少し離れすぎ。大きなアールを付けてT型フィティングが留まる場所にパイプの先端が来るようにパイプを曲げなくてはなりません。
それはそれとしてこれ。

使い古した古いパイプではありません。まっすぐの新品のパイプを曲げたものです。このパイプは前述のT型フィティングからトランスミッションを超えて右後ろのドラムに向かうパイプです。こう見えてこの状態に曲げるのは思っていたより大変でした。とりあえず車に合わせてみました。

T型フィティングの場所。3本のパイプがここで交わります。

本来であればすべてのパイプがフリーの状態でT型フィティングの所に角度も正しく届けばいいのですが、試行錯誤の結果自分では無理、と判断。なので左後ろのドラムに行くパイプを除いた二本をフィティングに仮止めして、力業でパイプを曲げました。（日本語が下手、これでじゃ伝わらない・・・・）

その後、フィティングをステーに仮止めしたのち、パイプの本締めをしました。そして最後の左後ろのドラムに繋がるパイプをフィティングに留めてとりあえず終了です。

この後トランスミッションを取り付けるのですが、ブレーキオイルのにじみ、漏れがないことを切に祈ります。というのも今はトランスミッションが外れた状態で作業しています。簡単なはずなんですね。でもこれが結構大変。ミッションなんかが載っていたらできる自信ありません。