ブレーキオイルの補充、および調整。

空冷VW

まずこの写真。

いつものように一番安いDOT3。これで十分。国民車ですよ。特別なブレーキオイルなんて必要ありません(と思います)。

これをパイプの入れ替えだ、なんだしてほぼ空になったタンクにいっぱいに入れます。

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そしてマスターシリンダーから一番離れたタイヤ、自分の車両は左ハンドルなので後ろの右側から作業開始です。

ブレーキの裏側にブレーキホースが刺さっています。それのすぐ隣にエア抜き用のブリーダーがついています。自分のブリーダーは7㎜です。ここにこのためだけに買った7㎜のメガネをかけて、透明のビニールホースを差します。このホース、ユルユルではだめです。決して隙間からエアが入ってはいけません。ホースのもう片方はジャムの瓶、ジャムの瓶の中には以前エア抜きした際の不要なオイル。ホースの先端はオイルの中に沈んでいなくてはいけません。

この作業をするときにはメガネレンチ使ったほうがいいと思います。7㎜のメガネなんて持っていない人も多いと思いますがここでモンキースパナ、あるいは片口レンチみたいなのを使うと少なくない確率でブリーダーをダメにします。7㎜のレンチを購入することを強く勧めます。また以前、自分のに付いていたブリーダーは6㎜でした。メガネを購入するのであれば、自分のブリーダーのサイズを確認してからのほうがいいかも・・・・。ただブリーダーを外して持っていくわけにもいかないので、「とりあえず返品できる店で買う」という方法が一番いいかも(ってすごいアメリカ的)。

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で作業に入ります。

かなり長い間放置しているのでパイプ内もあちこちにエアが入っているはずです。初めにブリーダーは締めたまま、ブレーキを何度か踏みます。10回くらい?何回でもいいや、ふにゃふにゃの無抵抗だったペダルに少し踏みごたえが出てきます。パイプ内にオイルが入り、出口のないオイルは圧縮されて足に踏みごたえとして伝わっている状態です。

ここでブリーダーを緩めます。圧のかかったブレーキオイルは出口ができたことによりブリーダーから勢いよく、でも少量だけオイル、オイルに交じってエアが出てきます。で、終わったらまたブリーダーを締めて、オイルタンクに減った分だけオイルを補充します。補充したらまた同じことをします。何度か繰り返すうちにエアが出なくなったら、次にマスターシリンダーから離れているブレーキ、自分の車で言うと左側の後輪で同じ作業をします。4輪すべてやって終了なのですが・・・・・・。今回はなかなかエアがなくなりません。いつも一人で作業するので上記のやり方なのですが、今回は妻にヘルプを求めました。

妻に運転席に座ってもらい、ペダルの踏んで放して踏んで放しての作業をしてもらいました。その際、ブリーダーからオイルを抜く時、つまりブリーダーを緩めてから締めるまではふみっぱにしてもらうことが重要です。助手が一人いることで作業はあっという間に終わりました。

カチンコチンのバキっバキブレーキになりました。踏み代もめっちゃ少なくなって以前のようなグニャー感がなくなりました。気持ちいいです。しばらくこの状態で持ってほしいです。

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