始めにこんなチューブを準備します(これでは太すぎ、もう1サイズ細いものを準備してプラスドライバーを差込み、ガスコンロの火で軽くあぶって穴を広げるが吉)。
空になったジャムのビンに差し込みます。
ブレーキの裏側から写真を撮っています。ホイルシリンダーのブリーダーに差し込みます。その時必ずマスターシリンダーから遠い順に行う必要があります。私の65年は左ハンドルなので右後ろから・・。差し込んだらブリーダーを1/4回転くらい緩めます。するとブレーキオイルが少しだけ出てくるはずです。
ブレーキオイルタンクにブレーキオイルが十分入っていることを確認したら・・・・。
助手にブレーキペダルを踏んでもらいます。踏むたびに自分は透明のチューブの中に排出されるブレーキオイルに注意を払います。排出されるオイルにエアが入っていたりする場合、真っ黒なオイルが出てくる場合はそれらが出なくなるまで踏み続けます。しかし数回踏む毎にオイルタンクにオイルを補充します。決してタンクを空にしてはいけません。
エアが排出されるオイルに入っているかを確認する作業なのでブリーダーにきっちりとチューブが嵌っていなければ意味がありません。(緩いとそこからエアが入るため)
左の後ろ、右の前、左の前の順番で同じ作業を繰り返しエア抜き及びブレーキのオイル交換が終了しました。
ちなみにブリーダーは自分のは後輪に6mm、前輪に7mmのものがついています。小さいレンチが必要になります。またタイヤを付けたままだとタイヤが邪魔して斜めにレンチを入れる必要が発生します。横着せずにタイヤを外し、正しいレンチを使いましょう。そのサイズがないからと言ってモンキーレンチなんてだめです。ブリーダーの頭がつぶれてしまいます。
ブレーキオイルタンクの蓋をして、思いっきり強く、15秒ほどブレーキを踏みます。いじった所をすべて漏れがないか確認します。
残念ながら交換したホースのつなぎ目から漏れが確認できました。きちんとフレアレンチを使って増し締めしてオイル漏れは止まりました。
ブレーキオイルタンクの周辺から漏れを発見。黒いホースを伝うオイルわかりますか?
犯人はタンクでした。目視では確認できませんが、手のひらで蓋をして強く息を吹き込むと少しだけ漏れているのがわかります。きっとバンドで取り付けた状態のまま無理して動かして、購入したマットを下に敷いたのが原因かもしれません。 また買うものが増えました。
CIP1は$100以上で送料($9.90)がタダになるのですが、もう特に必要なものもあまりないし・・・。困ったものです。
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