いろいろいじって試運転してみるもシリンダーヘッド温は260度Fを超えてしまいます。自作のティンをつけたり、点火時期を何度も確認したり、あと何したらいいんだろう?と思いつつ今朝、とりあえずエンジンをかけてみると、ものすごく調子が悪いです。かかりますがアイドリングはもちろんしませんし、吹けません。この症状はイグニションワイヤーのつなぎ先が違うときに発生する症状をひどくした感じです。と思って4本のイグニションワイヤーを確認したのですがあってます。もう一度確認しますがやはりあってます。キャブのフロート室のドレインを緩めるとガスが出てきました。たぶんキャブが原因ではありません。絶対あり得ないとは思いましたがバルブクリアランスを見てみました。正常です。
昨日まで普通に動いていたのエンジン、ガス、ではなく電気系の気がしてなりません。エンジンがかかったままデスビからコードを一本ずつ抜いて火花が飛んでいるか確認しました。火花は飛んでいます。
昨日、外したデスビキャップを取り付けるとき、コンデンサーからの配線を噛んだまま、不注意により無理やり留めてしまいました。そのためコンデンサーがだめになっているのかも?と思い(実際コンデンサーが何のためについていて、ダメになるとどういった不具合が発生するか知りませんが・・・・。)キャップを外してみました。この写真から何が異常なのかわかりますか?すぐに答えを見ずに、よーく見てみてください。
ばねのついた部品が転がっています。これがいけません。これはデスビキャップについていなければならない部品です。
中央の穴についていなければならない部品です。
正解はこれです。
デスビを外す必要もなかったのですが、デスビを固定するクランプの調子も良くなかったので一度外しました。下の写真はデスビを抜いた穴の中です。切り欠きが見えます。まったくの真ん中にはありません。
デスビの突起です。この突起が切り欠きにはまります。向きがずれていると嵌りません。
差し込んでローターを右左に回します。突起が切り欠きにはまっていない間はローターはどこまでもぐるぐる回ります。ひとたび切り欠きに合うともう回りません。ローターは触らずにデスビ本体を押し込みます。
クランプ、エンジン、デスビに隙間がないか確認の上、点火時期を合わせてクランプで固定します。
今回のような不調は時々あります。何が悪いのか見当もつかなかった頃は、同様のトラブルがあると、とりあえずオイル交換したりしてたこともありました。20年位前・・・。今回もどうなることと思いましたがとりあえず、動くようにはなりました。
問題はオーバーヒートこれが問題だ・・・・。
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