チョークが効いている間はストールすることはないのですが、チョークが完全に戻るとストールするのが問題でした。この間チョーク、カットオフスイッチ、キャブ分解清掃等してるうちに、上記の症状以外にも、スロットルの動きに対して不安定な回転をするといった症状がでるようになりました。例えばふかしていたスロットルを戻しても回転は高いままで数秒後(0.5-2秒後くらい)に回転が落ちるといった感じです。この症状は過去になかった症状なので、この間いろいろいじってるうちに何かを壊してしまったのだと思います。
ストールする問題と、スロットルについてこない回転と二つの問題を抱えてしまいました。
チョーク、カットオフスイッチ、キャブ分解清掃、といろいろしてきました。過去にもいろいろしましたが劇的に変わったことなどありませんでしたが、いつもいつの間にか治ってました。
効果なんかあるわけないと思いつつ、何してよいのかわからなかった私は、前回の書き込みの通りヒュエルフィルターの交換をしました。エンジンをかけてしばらくエンジンの様子を眺めていると、大きな問題が見えました。キャブレターの下にあるマニフォールドが白くなってます。まるで霜がついているようです。触ってみると、冷たい・・・・・。初めて経験しました。車の整備本とかでよく見るアイシングです。ガソリンが液体からガスにキャブで変わるとき、急激に温度が下がりマニフォールド内に氷がついてマニフォールドの内径を狭くし不調にする症状です。やがてエンジンが止まるとガスも止まるため、凍ったマニフォールドはエンジンルームの熱によって直ちに溶けていきます。そしてエンジンはまたかかるようになるのですが、かかると当然ガスが入るためまたマニフォールドは凍りはじめ、また同じ症状が発生します。
わかりました。ストールの原因はアイシングです。6年ほど悩み続けましたがおそらくこれがあたりです。
6年ほど前にストックのマフラーからハイダウェイに変えました。エキパイにはヒートライザーはついていたのですが、穴は開けられていませんでした。そんなもんかんけーねーと思った私は穴の開いてないままエキパイ、マフラーを取り付けました。その取り付けた時期が夏だったか、いつの季節だったかは覚えてないのですが、アイシングの影響を受けない時期だったのでしょう。それ以来今に至るまで湿度の高い温度の低い日はアイシングに悩まされていたのです。ポイントや、バルブクリアランス、その他いじれるところはすべていじったのですが治ることはありませんでした。いつの間にか治っていたのは季節が変わり、アイシングの影響を受けない時期になったからだと思います。ちなみにヒートライザーの働きは排気ガスの熱をヒートパイプを通じてマニフォールドに伝えることです。
ヒートライザーに穴をあけます。しかしヒートライザーはついているのに穴が開いてないっていうのもすごいです。
見にくいですが穴あきました。当然左右両方です。
再度取り付けると、アイドリング時にストールしなくなってます。ただし前述のとおりスロットルへの反応はものすごく鈍くそれも直さなくてはいけません。
コメント