どこにもつながっていない2つのパイプの半田付けはマニュアル通りに事が進みます。しかし、今回のように壁から突き出たパイプの半田付けとなると簡単に事は進みません。本当のことは知りませんがどうやら中に水分がほんの少量でもあるとだめなようです。壁から出ているパイプはバルブで水は止まっているはずなのですが、バルブより手前側に少量残っている水は熱されても行き場がなく湯気?水蒸気?となり内部にとどまり続けます。この状態で半田付けをしようとも半田は解けてくれません。仮に溶けても隙間に入り込んでいくことなく、無情にも玉になり落ちるだけです。
今回も実はそうは言っても壁から突き出たパイプに取り付ける側のパイプは10センチ程度の短いものなので、「熱された水分は外に出るだろう」とタカをくくっていたのですが、やはりだめでした。半田は解けず、焦った私は火を半田に近づけたのですが、すると融けた半田は落ちるだけで決して隙間に入ることはありませんでした。
このときの対応はパンを少量準備してください。冷凍庫に有ったパンの耳を私は使いました。
これを丸めて蛇口に詰めます。このパンが水の浸入を防いでくれるのです。
蛇口をひねって数秒後、水でふやけた焦げたパンが出てきました。
最後に蓋を付けました。蛇口が来るまではシャワーオンリーですが、手で押さえながら・・、よりはマシでしょう。気がかりはダックテープで穴を塞ぎましたがこれがどの程度、階下への水漏れを防いでくれるかです。
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