一部のラジエターだけ暖まらない。

家に関すること

わが家のヒーターは家じゅうを貼りめぐらせたパイプの中をボイラーにより発生したスチーム(熱湯)がとおり、それぞれの部屋に設置してあるラジエターにそのスチーム(熱湯)が溜まり、その熱で部屋を暖めるというものです。パイプの中のスチームはやがて温度が下がります。するとスチームはボイラーに戻りまた熱せられパイプの中を循環します。

ボイラーは一つだけですがパイプは3系統あり、地下室を暖めるもの、増築したプレイルームのみを暖めるもの、そしてそれ以外の1階・2階を暖めるものです。1・2階を暖める系統はパイプの距離も長く、ラジエターも全部で10あります。そのうちのいくつかが暖まりません。この故障の最も典型的な理由はラジエター内に空気が大量にあり熱湯がたまらないパターンです。ラジエター上部にあるバルブを緩めることにより空気は排出されラジエター内は熱湯(スイッチを入れて無い時は水)で満たされます。結果暖かくならなかったラジエターは本来の仕事をしてくれるようになります。

さて、わが家のラジエターなのですがラジエター内部の空気抜きはすべて終わらせてあります。しかし、それでもいくつかのラジエターが暖まりません。

下の写真見てください。わが家の3系統あるヒーティングシステムです。いちいち書きませんでしたがそれぞれの系統にスイッチがあり、部屋の使用状況によって温める部屋を変えています。

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上記のようなシステムであればラジエター内の空気抜きさえすれば本来良いはずなのですが・・・・・。この写真のようにおそらく増設されているようなのです。なぜ自分がそう思うかと言うと1階のキッチン・トイレ・デン(と呼んでいる小さい部屋)リビングのラジエターはそれ以外のものと比べて年代が新しいのです。

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これがデンの新しいタイプのラジエター(と言うよりベースボードヒート)。同じものがトイレ・リビングにもあります。

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そしてこれはダイニングのラジエター。更に20年くらい前のモノって感じしませんか?

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もう一度、図に戻ります。増設する時にパイプの通り道が曲がりくねっていても一筆書きのように一切の分かれ道がなければよいのですが、どうやら図のように分かれ道を作ってしまっているようです。この分かれ道をせめて50:50でスチームが移動してくれればよいのですが、パイプの水平に対しての角度、その他のファクターにより50:50という訳にはいかないようです。加えてエアーロックと呼ばれる空気の固まりがラジエターではなくパイプ内に発生する可能性があります。分かれ道になっているパイプのあまりスチームが移動しない側のパイプ内に発生する事が多いらしく、初めから移動しにかったスチームをさらに移動させなくするようです。

どこがどう分かれ道になっているかを確認して一筆書きにすればおそらく解決なのですが、それを確認するためには地下室の天井を明けなければわからないので確認しません。

これらを踏まえて、どこかにある可能性の高いエアーロックを除去したいと思います。

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