バルブ調整をするときはその調整するバルブのピストンは上死点になっていなくてはいけません。
はじめに1番シリンダーの上死点を出したいと思います。
こんなふうにドライバーでデスビのキャップをはずします。
デスビ本体のギャップのついていた縁の部分に切りかきのマークが付いています。
次にローターを見てみます。指で指しているところ、切り欠きとは真逆の方向を向いていますが、これを切り書きの向きに合わせます。
オルタネーターのプ-リ-のナットにスパナをかけて回します。ファンベルトによってつながっているクランクプーリが回り、結果ローターが回ります。
デスビのローターが切りかきの方を向いています。
ほぼほぼ完了です。最後にクランクプーリに刻まれた切り欠きを見てみます。3つある切り欠きのうちドライバーで刺している1番左の切り欠きが上死点0度です。クランクケースの左右の合わせ面に0度の切りかきを合わせます。
合いました。1番左の0度の切りかきがクランクケースの左右の合わせ面の位置と一致しています。
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