隣の家だいぶできてきました。これと言って自分が注目したくなるような工程もなかったのでほとんど報告していませんでしたが、この写真の道路に注目してください。雨の降っていた日なので道は濡れています。写真の真ん中より少し右側、緑色のパイプから水があふれ出ているのわかりますか?
恐ろしい量の水があふれ出てきています。この水はどこかでためた水を一気に放出しているのではありません。建物の基礎の外側に張り巡らせたフレンチドレインにより集めた地下水を排出しているところです。
フレンチドレイン、サンプポンプがないということはこれだけの量の水が行き場なくいつまでも地下に居続けるということなんですね。
日本だと各家庭から出た廃水はドブ(側溝)に排出され下水につながっているのかな?いずれにしてもここNJにはそのような設備もなく道路に排出、低い方に流れていきながら、途中のどこかで地中に戻っていくようです。
下の写真は建物側から写した写真です。緑色の穴あきパイプは基礎の外側(地中)に張り巡らされています。地下水は空間めがけて移動するので穴あきパイプに集まります。集まった水はパイプの中を移動しながらやがてピットと呼ばれるバケツのようなものに集まります。ピットの中に設置したポンプで地中にくみ出すという仕組みです。本来はピットの中にある程度の量の水が溜まったらポンプが動く仕組みなのですが、現状は溜まりっぱなしです。雨の影響もあると思いますが本当に恐ろしい量の水です。
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