この一週間、隣の工事はまたかなり進みました。この写真は前の書き込みでも使った写真なのですが
もう土で埋められていました。斜面に建てられる家のなのでここには階段か何かがつけられるのでしょうか?埋められたフレンチドレインの先端が見えます。
ちなみにこれがフレンチドレインに使われるパイプです。地下水は空間を目指して移動するので、この無数に穴の開いたパイプを地中に通すことにより地下水を集め、集まった水をやはり地中に埋められたタンク(パイプよりさらに低い位置に設置されている)に送り、それを電動のポンプで地上にくみ上げるという仕組みです。地中に埋めるパイプは当然、地下の床よりも深くなければなりません。
地面からどの程度の位置にパイプがあるのか確認しているところです。
我が家の地下室の地面から床までの長さを測っています。うちのフレンチドレインは床よりわずか2-3センチのところにパイプは設置されています。残念ながら隣のフレンチドレインはうちよりも10センチほど高い位置にあるようです。
ちなみにこの写真は屋内の下水管です。土の上に砂利を敷いて(恐らくこの砂利の下には厚手のビニールシートが敷かれているはずです)そこに溝を作りこのようにパイプを這わせます。ビニールを這わす目的は湿気防止と聞きました。フレンチドレインも同様です。砂利を敷いてパイプを埋めて土をかぶせるのですが、妻の目撃情報によると、写真のようなファイバー生地のような布が砂利の上に敷かれていたとのことです。ファイバー生地の目的は木の根っこの侵入防止だと思われます。
今までは隣の敷地から大量の地下水が我が家に流れてきていたのですが、家も建ち、雨水のほとんどはドレインから外に流れていくはずですし、フレンチドレインもついているので我が家に流れてくる地下水は激減するはずです。
以前も書き込みましたが、我が家にはフッティングと言われる基礎がないので地下水の多い冬と、少ない夏では家が浮き沈みします。憶測ですが、そのたびに家は傾き、家のあちこちにひび割れが発生してきました。傾いた家は直せませんが水の影響をこれ以上受けなくなると思うとリスが遊びまわっていた景色は見れなくなりましたが、家のためにはよかったのかもしれません。
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