アイドリング不調 2-1

我が65年型のアイドリングは極めて安定しています。ではなぜこの記事を書こうと思ったかというと・・・・・。

最近どんな記事がよく読まれているのかを見てみるとこのようなキーワードが多いことがわかりました。

「キャブ」、「点火時期」、」「アイドリング」、」「かぶる」、「かからない」、これらのキーワードです。結果、次の記事、もう5年以上前の記事なのですがいまだに見に来る人がいるんです。きっと調子悪くなって来られたのだと思うのですが、果たして役に立てたかどうか・・・・。

一言「調子が悪い」といってもいろいろな「調子が悪い」があります。例えばエンジンがかからない、パワーがない、アイドリングが安定しない、などなど。

この中の「エンジンがかからない」。この場合は乗ることができないので放置できません。自分自身で解決できなくてもプロに頼むなりなんなりして絶対に解決しなくてはならない問題です。

次の「パワーがない」については程度にもよりますがパワーがないなりに数時間乗ってしまえばそれが当たり前になりやがて気にもならなくなる場合もあるかもしれません。

一番厄介なのが最後の「アイドリングが安定しない」だとおもいます。乗れるから乗るんですが赤信号を見るとヒール&トゥさながらに吹かしながら車を止めて、信号待ちの間も吹かし続ける必要があります。直さなくてはいけないのはわかってますが、不快であるけれど乗れるのでどうしても後回しにしがちです。また「不快だけど乗れる」ので何とか自分で解決したくなる側面もあると思うんです。

このアイドリングの不調について自分の思いを書きたいと思います。

「1600DP・pict34でアイドリングが安定しない」という書き込みをSAMBAですると下記のような返事がきます。

点火時期、

キャブ調整(薄すぎ、濃すぎ)、

加速ポンプ調整、

ヒートライザーの詰まり、

オイルバスエアクリーナーを使っていないため、

プラグの番手が間違っている、

コンデンサーの不良、

ポイントの不良、

009のデスビを使っているため、

ハイオクガソリンを使っていないため、

プラグ不良、

イグニションワイヤ不良、

等々色々出てきます。どれが原因なのかわからないので、以前は色々なことをして、一番簡単そうで、お金がかからなそうなものから手を付けていきました。

気が付いたら点火系全取り換えして、でもアイドリングは不安定なまま。そんなんしょっちゅうでした。だからイグニションワイヤーなんていつも新品。半年前に交換したものすら「ハズレを買ってしまったかもしれない・・・」とよく交換したものです。それで劇的に直ったことはありません。

今では少し進化してアイドリングが不安定になった時、まず初めに当たり前のこと(点火時期、バルブ調整、ポイント調整、4本すべてのプラグの点火確認)をして、アイドルジェットにつまりがあるか確認して(今まで一度も何かが詰まっていることを確認したことはありませんが・・・)・・・・。ここまではマストです。そののちやっぱりその時に気になった部品は交換するのですがやはりこれでも直ったことはありません。

自分の経験では、ダメになっているのはキャブです。調整とかではなくリビルトが必要です。「エンジンをうごかしたまま、キャブのシャフト部分やマニとの接地面にCRCスプレーを吹き、アイドリングが微妙に変化したらエアを吸っている証拠となります」と人は言うけどこれもはっきりと確認できたことはありません。でもここ20年の間に自分は3回キャブのリビルトをしています。間違いなくアイドリングは安定して普通に乗れるようになります。今までしたイグニションワイヤーの交換等は何だったのか?と思うくらい変わります。

自分の住んでいるニュージャージではキャブのリビルトは$180-250くらい。安くないのでアイドリングの不調の原因はキャブだろうな、と思っていてもなかなかリビルトには手軽に頼める金額ではありません。

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