アクスルのミッション側の先端部、サイドギヤにはまるところは非常にセンシティブだということは知っていました。
でも、例えばクリアランスが広い場合、調整ねじとかがあるわけじゃないのでどうしたらいいのかわからず、またFBで聞いてみました。するとよく専門的な知識を持って教えてくださるTさんから「簡単じゃないですよ」と言われてしまいました。
新品の部品を使えば解決するのかと思いきや、0.01mmのレベルでのクリアランスを見ることが必要と言われました。つまり新品であったからと言ってそれを組めば解決する問題ではないそうです・・・・。
次にヘインズを見てみました。
この写真。
赤丸の所大事なことは三点あって・・・。
⓵アクスルシャフト先端部の平らな部分とサイドギヤ内のファルクラムプレート(ヘインズでは支点プレート)の隙間は0.035mmから0.244mmであるべき。
⓶アクスルシャフトの先端部の側面(丸いところ)とサイドギヤ内部の隙間は0.03mmから0.1mmであるべき。
⓷アクスルとサイドギヤには、黄色、青、ピンクの識別色が付いているので同じ色を使う。
ということみたいですね。
更に写真の黄丸の所。
サイドギヤの内径、とアクスルシャフトの先端部の側面(丸いところ)の外径の大きさが識別色別に記されています。
なるほど例えば黄色のサイドギヤ(59.93-59.97mm)にピンクのアクスルシャフト(59.95mm-59.97mm)だとアクスルの方が大きくて入らない可能性も出てきますね。
ちなみにサイドギヤの内径とはこのこと。
次に「識別色なんていうけどそんなの見た事ないな」と思いつつ、65年型ミッションについていたサイドギヤを見てみると・・・・。
ついてました・・・。気がつきませんでした。これ黄色ですよね。黄色ということは内径が一番小さいものです。シャフトも黄色を探す必要があるんですね。
ちなみに前の記事に載せた2023年1月現在でthesamba.comに出ているアクスルで色がわかるのはこれだけです。あとはすべて識別することはできませんし、「識別色は消えてしまいましたが本来は〇〇色でした」と言及している広告も一つもありません。どっちなんだろう?大事じゃないのかな?
青ですね。
ちなみに自分が売ったアクスル、サイドギヤと同じ黄色の識別色がばっちりついています。
うわー、本当に売らなきゃよかった・・・・。
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