ボイラーの水漏れ２

切り取ったパイプのところに取り付ける新品のパイプとアダプター、それらを密着させるためのプロパンガス、半田です。

まずパイプとアダプターをはめるのですが、上の写真にある小さな容器に入ったペーストを塗ります。隙間から少しはみ出ています。塗りすぎなのかな？？

バーナーであぶります。その時、半田はあぶりません。ひたすらパイプをあぶり続けます。パイプが十分に熱せられたら半田をパイプとアダプターの間に触れさせます。その時もしパイプが十分に熱ければ半田は瞬時に溶けて隙間を埋めます。もし溶けなければ、もう少し熱してみましょう。あるいはバーナーの火を当てている場所が正しくないのかもしれません。

素晴らしい出来栄えです。美しい仕上がり・・・。

サイズを合わせて切ります。新品のフランジ（緑の部品）も付けます。その時ペースト状のガスケットをねじ山に塗り付けてから取り付けます。それをしないと、どんなにきつく締めても水が漏れてきます。

カップリング（パイプよりもわずかに太い短いパイプ）でつなげて半田をします。見た目美しくありません。

ガスケット。

ねじで止めて完了です。フランジ（緑の新品の部品）とモーター（フランジの下につく、別の緑の部品）の間にはゴム製のパッキンが入ってます。

当初直したかったモーター上のパイプの水漏れは直りました。せっかくヒーター内の水が抜けているので、この機会にほかにもやりたかったこと、やってしまおうと思います。下の2枚の写真に見える青いハンドルの蛇口、古いものなので水が漏れます。さらに電気部品の真上に位置しているので、早く交換したいと思っていました。

これも古い蛇口。

新品のパイプに新品の蛇口を取り付けます。

古いパイプは切り取ります。

わかりますかパイプも長くなって蛇口の真下に電気機器はもうあありません。蛇口も新品に変わりました。

ドレインの蛇口も古いものです。

ここははんだではありません。大きなスパナで回して外します。

取り付け完了。ペースト状のガスケットもつけました。

これですべて終了したわけですが次の写真を見てください。古いタイプの蛇口と新しいタイプの蛇口です。蛇口のデザインもですが中身が違います。古いものはねじ込んでいって閉まりますが新しいものはやはりねじ込むのですが90度しか回りません。1/4回転です。これが大事なのです。1/4回転のものは中にゴムの部品がありません。なので長く使えるはずです。古いタイプのものはゴム部品があるのでやがて劣化してどんなに閉めこんでも硬化したゴムでは水を止める事ができなくなってしまうのです。今でも古いタイプのものは普通に売られています。ちなみに古いものは$6.00。新しいものは$9.00です。迷わず買えよ。買えばわかるさ。