タダでいただけるということでもらったこのベスパ。エンジンは頂いたときからダメだと思っていたけれど、それ以外も結構大変。本当に乗れるようになるのか不安になってきました。でも新品エンジンで$700使っているのでもう戻れません。
何が自分を勘違いさせたかというとベスパなんてツーストでシンプルで、壊れるも何も必要最低限のものしかない車両だから簡単だろう、とタカをくくっていました。
慣れてる人からしたら簡単なのかもしれないけれど、ワイヤー交換一つでこんな何週間もかかって・・・・。
愚痴っぽくなってきました。
例えばこのステラ150という個体は2ストオイルが分離給油だったり、ディスクブレーキがついていたり、スターターまでついている高級バージョン。
このメーター回りの写真見てください。いろいろなインジケーターがあります。6個のインジケーターと燃料計。これだけで少なくとも7本の配線が集中していることになります。
あったら便利なんですけど、30年近く前に乗っていた100、P125Xともにこんな豪華なメーターではなくてウインカー(それも左右共用)のインジケーターだけしかなかった気がします。つまり1本だけなんですよ、メーター回りに来る配線。貧乏くさいんですけどそれで事足りるんですよね。ましてこのメーターだって生きているかどうかわからない・・・。
何を考えているかというと、水没したこの個体、この後、完璧に直ってほしい反面、いらない機能を取り去ったほうが後々メンテの際、楽かな?とも考えているのです。
エンジンは新品、ケーブル類も新品、ならばあと配線も・・・、と考え始めています。
この写真、これは自分が30年以上前に乗っていたP125Xの配線図です。
そしてこれ、これはおそらく自分のインド製ステラ150のと限りなく同じであろうPX125セルモーター付きの配線図です。
配線の混み方が違うと思いませんか?どうせ水没した配線です。シンプルなP125Xの配線を買って張り替える。これをしようと思っています。
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