安物オルタネーターとボッシュの比較。(オルタネーターの外し方)

空冷VW

リビルトしたBoschのオルタが高回転時に嫌な音がするので安物オルタをAmazonで買いました。今日はそれの交換をしたいと思います。

オルタネーターのリビルト

リビルトオルタネーターの取り付け後

オルタ交換後の嫌な振動(動画付き、動画のアップも慣れました!!)

ファンがゆがんでいるのか、オルタのシャフトが曲がっているのか・・?

部品届きました

まずオルタを外します。その手順・・・。

1、エアクリ、キャブにつながる配線(チョーク、カットオフスイッチ)、アクセルワイヤーを外します。

2、デスビキャップを外します。(アクセス確保のため)

3、キャブを外します(ナット2つ)。

4、バッキングプレートのボルトを4つ外します。

5、オルタプーリーにドライバーを差して固定して、シュラウド裏から32ミリ(自分のものは32㎜より小さい)のラチェットレンチを使いファンを止めているナットを緩めはずす。

6、オルタスタンドにオルタを止めているベルトを外す。ファンベルトを外す。

7、オルタはもうフリーになっています。ファンのみをシュラウドの中に残してバッキングプレートがついた状態でオルタはシュラウドから外れるはずです。

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さて新しいグラジエーターのオルタですが、安物ゆえの不具合がさっそく発生しました。2枚の写真をまず見てください。

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どちらが正常でどちらが不良かわかりますか?上の写真が今まで使っていたリビルトしたてのオルタです。シャフトにまだ少し錆もついています・・・。そして下が安物の新品となります。

問題はシャフトに刺さっている半月キーです。新品の方はシャフトに開けられた穴が浅いため半月キーがシャフトから必要以上に出ています。これではだめです。

BlogPaint

かなり以前にも同じトラブルに見舞われたことがありました。あの時はどうしていいかわからずに無理やり入れることを決意した私がバイスプライヤーとかどつきハンマーの類を使って、結局オルタを壊したことがありました。

そして今回は半月キーをグラインダーで削りました。ということはこのオルタを使う限りついている半月キーを無くしてはいけないということです。まぁ無くすことはありませんが・・・・。

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そしてこの写真見てください。2つのオルタ、安物新品とボッシュリビルトです。何が悪いかわかりますか?

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黒いプレートから出ているボルトの太さが違います。太い方(左側)がボッシュです。10ミリのナットが付きます。一方安物新品の方は8㎜のナットです。明らかにこのコピーモノを作った人が依頼した人の話をよく聞かないで作ってしまった、てなところでしょう。小さなナットで留めます。(本当は嫌だけど)

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そしてこの写真。もうお分かりですね、バッテリーのワイヤーがつながるところです。ここもボルトの太さが違います。先ほどとは逆で8㎜でいいところが10㎜で留められています。

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次は動画です。

オルタのシャフトになんとエンドプレイがあります。それも3ミリくらい・・・・・・。これは新品としてはまずいと思う。

ここまで箱を開けて眺めただけではわからなかった不具合な箇所です。

リビルトしたオルタにバッキングプレート、ファンを付けて軽くファンを回した時にファンがゆがんでいるような動きをしました。今回は安物新品で同じことをしてどれだけゆがんでいるかを確認したいと思います。

まず初めに古いリビルトボッシュの動画です。

次に安もの新品の動画です。

少しマシな気がしませんか?ということでリビルトボッシュは使わないことが決まりました。安物新品で行きます。いろいろな不具合を見つけてしまったのでどれくらい持つのか不安ではありますがこれで行きます。

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